好き嫌いはひとの常、でもこんな感情を人に抱いてはいけないと自己規制してしまう。
ほんとはレースの白いブラウスが欲しくてやっと出会えたのに、一緒にいた恋人から「無難なこっちのシンプルなのがいいんじゃない。」と言われると「そうね。」と欲しい気持ちさえ封印してしまう。
「なにが食べたい?」と聞かれても、いつも傍にいる誰かの意見を尊重してしまう。
私はいい人、穏やかな人、でも心がドキドキするような瞬間がない。自分が何かいう事で誰かを傷つけたり、思いもしない展開になるのもこわい。
そんなことが若い日の私にもありました。
でもそれでは自分の人生を生きてる気がしない。
人を傷つけないないような配慮は大切だし、まわりに合わせることも大事。
でも正直な自分の感情は自分が認めてあげないと可哀そう。
自分で発した言葉の結果は、自分で責任をもつ。
自分の気持ちを封印し続けると胸が苦しくなってしまう。
正直な自分の感情はいったんは受け取って自分のものにする。その上で大人の対応をすればいいんだと思いますよ。