依存と執着

私がいなければあの人(夫)はだめになる。
依存症の夫を支える私は健気な妻。
子供のために私は自分を犠牲にする優しい母。
自分のためじゃない。
夫のため。
子供のため。

〇〇の妻、○○の母親。
その役割に執着してはいませんか。その関係性に依存してはいませんか。
それは夫の為でも子供の為でもなく自分自身のため。
その自覚が大切です。
全ては自分の選択です。

その自覚を持った上でなら、その生活を続けることも良いのだと思います。

 

 

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依存と執着 への2件のフィードバック

  1. 千葉 一夫 のコメント:

    無意識に行動している多くのことを自分の為にやっているという事実に慄然とすることがあります。
    でも、その根本に、愛情や本当の優しさあるなら、それも含めて自分の為であったとしても、見返りや自分が得になるものは求めてはいないんでしょうけどね。
    人間、こうしてあげたんだから少なくともこうしてもらえるはずだという期待がどうしても働きます。
    その根本を知るには深い自分自身への洞察しかないんでしょう。まして、他人のこととなると知るすべはありませんね。

    • 長谷川博子 のコメント:

      コメントありがとうございます。
      誰かのせいにすれば自分の責任を回避できるような気持ちが働くときがあります。
      でも内省してみれば自分がそうしたい、そうすることが安心できるという気持ちが奥底で働いている事に気づきます。
      その自覚がないと正しく前に進むのが困難になりますね。

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