先日今年度の「鶴岡市こころ元気アップセミナー」に行ってきました。
基調講演「生き心地のよいまち 日本で最も自殺の少ない町の調査から」が納得の内容でした。
慶応大学大学院 岡 檀 氏の講演でした。
いろんな人がいたほうがいい そんな考え方の町の人たち。
いろんな人がいてもいいという容認ではなく、そのほうがいいという発想です。
絆最強説の見直し、ゆるやかな繋がりの中で関心は示すが監視はしない。
関心は受け入れるための行動。監視は排除するための行動。
群れの中で生きるためには、その集団の色に染まること、均質化が求められがちです。
適切な距離、適度の依存の中で自律した人間関係なのかもしれません。