失われたものを取り戻す

私の息子の結婚式でのあいさつです。

「自分がもの心ついた頃には、父親はいませんでした。でも不思議にさみしいと思ったことはありませんでした。それは母が自分を大切に育ててくれたからだと思います。」そう言ってくれました。思い出すといまでもそのやさしさに涙があふれてきます。

きっとさみしい思いはあったのだと思います。なかったといってくれたのは彼の気遣いです。

その彼が自分の子供をもって、育てる過程で笑顔をもらったり抱きしめたりする過程できっと失われていた部分を取り戻し愛情を上書き保存することができるのだと思います。

たとえば、幼いころ虐待を受け深く傷を負った場合、我が子を育てる過程で抱きしめたり笑顔を守っていく過程で自らをも、深く傷ついていた幼いころの自分をも抱きしめる、癒すことにつながるのだと思います。フラシュバックのように辛い記憶が呼び覚まされても、目の前の我が子の笑顔や体温を感じることで、背面にその記憶はなくはならないけれど場所を変えます。

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10年後の自分へ

新年に今年の目標をたてた方もいらっしゃると思います。

去年まで上手くいかないことが沢山あっても。新しい年には希望のようなイメージがわいてくるということはありませんか。

新年早々、私の友人が事故にあってしまいました。信号無視の車に追突されたというのです。ちょうどドライブレコーダーのない車に乗っていたらしいのですが、目撃した方が寒い中警察がくるまで待って、証言してくれたそうです。幸い双方に怪我はなく、不幸中の幸いでした。

事故というストレスフルな状況でも助けてくれる人がいて、感謝する気持ちをいだくことができるということ。それはとっても素敵なことです。どんな状況でも、まわりを見渡せば助けがあり、自分らしい行動をとることができます。

なかなか思うような自分になれなくて心が折れそうになった時、そのまま諦めたら10年後の自分はどう思うでしょうか。

想像してください。潤沢に時間のある人もない人も10年後の自分に納得してもらえる歩みを、今年、きょうから初めてみる。探してみませんか。

ボレロ
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ゆく年へ

令和元年もあと少し、嬉しかったこと、悲しかったこと、やり遂げたこと、やり遂げられなかったこと、愛しい人への思い、引き裂かれた思い、遠くから祈ることしか出来なかった思い、悲喜こもごも、あと少しで去年のこととなります。

しあわせな思い出は大切に、辛かった思い出は消し去ることはできませんが、思いだしたとしても囚われることのないものへ変換していくことができます。

大切な今、現実にいまあなたを害する力がないものに囚われて時間を無駄に費やすのはとてももったいないことです。今、成し遂げたいこと、すべきことに注意をむけ、自分自身の「価値」と定めたことに集中していきましょう。

過去のトラウマは私やあなたの命を奪うことはできません。

いろいろあっても、今生きて、新しい年を迎えられることに感謝です。

良いお年をお迎えください。

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ご参加ありがとうございました。

遅くなりましたが11月4日のセミナーのご報告です。連休最終日で初冬の気配が感じられるような日でしたが沢山の方たちにご参加いただき盛況のうちに終えることができました。

一部には150名の方たちが参加してくださいました。
二部のグループワークには110名の方たちが参加してくださいました。
杉山先生は大切なことを平易な言葉で、ユーモアも交えてお話してくださいました。

帰路につく方々からは、高評価をいただきました。

気持ちが軽くなった。

とても勉強になった。

カウンセリングがどういうことかよくわかった。等々

大切なことは、意外とシンプルです。

人との間で私たちは傷つきますが、人との間で癒されます。

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11/4「こころのセルフケアセミナー」

来る11月4日、鶴岡市先端研究支援センターにて、メンタルヘルスのセミナーを開催します。

講師は埼玉学園大学人間学部心理学科教授の杉山雅宏氏です。公認心理士、臨床心理士、精神保健福祉士、学校心理士スーパーバイザー、シニア産業カウンセラーでいらっしゃいます。専門領域は臨床心理学です。

一部は講演、二部はワークショップを行います。一部のみの参加も歓迎です。人間関係の悩みを解決するヒントが見つかるかもしれません。

申し込みが必要です。

090-66892050 庄内こころ塾専用電話にお願いします。
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台風一過のサプライズ

昨夜は台風10号の風が吹き荒れていました

今は時折雨まじりの風が吹いています。

怖い思いをなさった方も多かったのではないかと思います。

今年の夏は帰れないと言っていた息子が帰省することになりました。

ただ一泊しかできないとのことだったので、今夜は明日のメニューの下ごしらえをしていました。ゴロゴロビシソワーズ(じゃがいもはつぶさない)は冷めたら冷蔵庫に。ハンバーグは成型して、明日焼くだけに、それから・・・

たぶん私はまだ子離れが完全にはできていないのかもしれません。自覚があり、統制がとれていると思うので、とりあえず良しとしましょう(笑)大切な誰か、友人だったり、子供だったり、恋人だったり、愛しい人を待つ時間はとても幸せです。

しあわせな今を、「いま、ここに」集中して楽しむことが重要です。

それが苦難を乗り越えるための時間であっても「いま、ここに」集中すればやりきることができるはずです。

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まず、始めてみよう。

自分の価値観を定めても、目の前の事や様々な不安にまけて逡巡してしまうことがあります。

待ち構えていたかのようにしなければならないことが次々起きてきてしまうようなこともあります。しかしそんな時、立ち止まって内省してみると自分自身があえて立ち向かうべきことを回避しているのだと気づくことがあります。
「○○が終わったらするんだ。」
「○○のせいで私はできない。」
そんなことを言ってるうちは永遠に○○から自由にはなれない。
思うようにはならない。
自分の意志ですべて生きることができたなら、私はとっくに「なりたい自分になってるはず」。
自分のなかに浮かぶ思考は自分の自由意志とはかぎらない。

思考と現実世界は一致しないこともしばしばある。

私なんかにできるはずない(現実は違う)。

まず、やりたいことをやってみよう。

とりあえず始めてみよう。自分が価値と定めた自分の生き方を。

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 S先生  夢

尊敬しているS先生の講義を受けている。

空き時間に私はどこかへ行こうとする。

先生は私を追い越して行こうとしている。

見上げると青空に飛行機がとんでいるのが大きくみえる。

なんともすがすがしいと感じる。

先生の歩みが遅くなり「一緒に行きましょう。」と手をつないでくる。

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心の小川に、葉っぱにのせて不安を流す?

ACTのワークに心に不安が浮かんで来たらどんなものか注意を向けて、そのまま葉っぱにその不安を載せてイメージの小川にのせて流すというワークがあります。

こんな思いが私の中にあるんだと受け入れて、葉っぱに乗せてイメージの小川に流す。
しかし、重すぎて沈んでしまう。戻ってきてしまう。
そんなことがあります。

つまりそれはアクセプタンスではなく回避なんですね。ACTは回避ではありません。
きちんと自分の中にマイナスの思いも受け入れて居場所をつくり、距離をとり客観視
する。あることをわかりながらも自分の本来集中したいことに専念する。

葉っぱに乗せて沈んでしまったり、戻ってきたら注意しましょう。

かく言う私も沈んでしまうことがありますが(汗)


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眠れぬ夜に・・・

少し自分のことを書いてみようかと思います。

学生時代を含めて4年近く夢分析を中心とした精神分析をユング派の分析家に受けました。最初の頃は一週間に一回、自分が遠方に住まいしていたときは月一回くらい通い続けました。

不思議に分析の日が近づくと象徴的な夢を見るのです。当時の私は枕元に筆記具をおいて朝目がさめると忘れる前に書き留めるという作業をしていました。

日常生活を送りながら、自分の中に湧き上がってくる無意識からのメッセージを受け取り意味を自分の中に取り込んでいく過程を経験できたことは、ある意味幸せだったと思います。

そんな時間がなくとも自分の課題を成し遂げ苦難を切り開き適応して生きていくことのできる人達のほうが断然多いのだと思います。

「お薬だけも楽になります。でも自分自身のことをより深く知りたいなら、大変な作業だけれど分析を受けてみませんか。」そう分析家の先生が言われたのです。
私は「おねがいします。」と即答しました。

今の私はあのころのあの時間がなければ存在しなかったかもしれません。

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