アンビバレンツな存在 アルコール

「百薬の長とはいえど万の病は酒よりこそ起これ」吉田兼好 徒然草より

これからお酒のお誘いが増えてくる時期ですね。軽いストレスならお酒で発散なんてこともあるかもしれません。ノミ二ケーションと言う造語があるくらいですから、コミュニケーションを円滑にするという面もあります。

一方長い間の多量の飲酒によってアルコール依存になったり、肝臓を傷めたり癌のリスクが高まります。この量的なものは人によって違ってきます。少量のアルコールでも肝臓を悪くしたり、依存症になることがあります。
日本人はアルコール分解酵素が他の民族に比べて少ないと言われています。さらに女性はその酵素がもっと少ないらしいのです。
アルコールを飲んですぐ真っ赤になる人は飲酒が命に関わることがあります。急性アルコール中毒で命を亡くす方がいらっしゃいます。
自殺をした方の約半数が飲酒をしての既遂だったという報告もあります。

多量のアルコールは負の思いを加速してしまいます。
アルコールの成分のエタノールは依存性のある薬物、古来から存在する薬物、向精神薬といわれています。
職場での様々な事故、交通事故、うつ病の発症とも関わってきます。

アルコール依存症になると社会生活、家庭生活にも多大な影響を及ぼしてしまいます。

 

 

 

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