遅まきながら新年明けましておめでとうございます。
お正月は風邪をひいてしまい、最低限度の外出にとどめ、ほとんど寝正月を決め込んでいました。平成30年から一日またいだだけで、お正月はなにか厳粛な気持ちになります。
やり直しのきかない過去に囚われてばかりいないで前へ進めと背中を押されているような気分になります。
一年に一度この通過儀礼があることで希望のイメージを持つことができるのだと思います。私は年中行事というより一つの通過儀礼という認識をもっています。
この新しい一年は年号が変わります。
平成最後の一般参賀には沢山の方々が皇居に集まりました。
昭和の頃は皇室は遠い存在という認識でしたが平成になって皇室が国民ひとり一人に寄り添う存在になってきたと感じているのは私ひとりではないと思います。
被災された方々に、ひざを折って寄り添う陛下の姿に被災地の方たちのみならず見ている私たちも あたたかい涙を 禁じえませんでした。
日本人は共感性の高い民族だと言われています。
辛い状況にあっても寄り添ってくれる誰かの存在があれば生きていく、切り開く勇気をもつことができます。
まわりに誰もいないと感じても、心の目をこらせば見えてくる存在があるはずです。逆境は逆光に似て、あるものが見えにくくなっているのかもしれません。
希望のイメージをもって良き一年を!