心配ごとが重なったり、落ち込んでしまい自分を肯定できなくなったとき、とことん落ちる所まで落ちてしまう。それもよくやる解決法です。あとは浮上するだけですから。
悲しみ、悲嘆は味わい尽くす。回避しないことが大事です。なぜなら未来に複雑な形で悲嘆を先送りしてしまうことになるからです。やりがちなのは、苦しすぎるからと、忙しくして先送りしてしまうこと。あとでより複雑になって苦しむことになります。
愛する人が去っていったら、それも喪失。
愛する人が死んでしまったら、それも喪失。悲嘆とむきあって味わい尽くす作業が必要になります。
泣く、嗚咽する、すすり泣くまで,なぜ、嘘だ、どうして私の身に、様々な葛藤を経て、その意味を知ることになります。そこから自分が喪失した人がいない現実で、前とは違った生活を生きてゆくことができます。
失わなければ出会うことのない物も人もあります。