深い悲しみは涙することさえも奪ってしまうことがある。
絶望の淵から涙が身体の中へあふれても、声をあげて泣く事さえできない。
それでも日常はながれて行き私達は生きて行かなければならない。
時がたち、季節が移ろい、幼子は大きくなり、いつかあたたかい涙が流れるようになったら、おもいきり泣こうと思う。
融ける事のない氷のような悲しみも時が流れ、毎日の生活を丁寧に、丁寧に生きてゆけばきっと涙が洗い流してくれる。
そして、いま、ここで生きていることに感謝しようと思う。
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