ひとりでいられる能力

精神分析家ウィ二コットの言葉です。
ひとりでも情緒的に安定していることができる能力。
他者の中にあっても飲み込まれない能力。

ほんとは人とつながってないと不安でたまらないのに、仕方なくひとりを我慢していることとは異なります。
とかく、twitterで大勢のなかで楽しくしている写真を上げ続けないと不安だとか、友達という連絡先がアドレスいっぱいになってることで安心したりする人達もいます。
ひとりだと恥ずかしい、ひとりだとレストランに入れないとかいう人は案外多いのだと思います。

ひとりでいられる能力のある人は他者との交流を拒否しているわけではなく、繋がろうとすればそれも可能な人といえるかもしれません。
自分のなかに確かな安全基地があるからなのでしょう。
幼子が一人遊びができるようになるころから育まれてくる能力なのでしょうね。

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