女性ならダイエットをしたことない人はいないんじゃないかと思います。
小さな顔、すらっとのびた手足、くびれたウェスト、モデルさん体型、私も憧れます。
「ちょっと、太ったね。」、「少しやせたほうがきれいかも・・」まわりからそんな風に
体型について指摘され、始めたダイエットが歯止めが利かなくなってくる。そんなことがきっかけだったり、自分の女性性が受け入れがたかったり、ストレスなどで食べることを拒否しつづけてしまう神経性やせ症/神経性無食欲症があります。
傍からみれば明らかに痩せすぎで、生理がこなくなったり、命が危うくなるほど痩せていきますが、本人は「痩せてない、お腹もすいてない、疲れない」という強い否認があります。なんとか入院治療をしても、退院すれば痩せることに集中して努力してしまう。
太っている自分は許しがたいとさえ思ってしまう。究極に痩せることが本人にとっての価値だということのようです。
痩せること以外の価値を見つけることが、そこから脱出するきっかけになることがあります。進路だったり、恋人だったり・・。
根気強い治療が必要です。