平成30年 行く年への思い

年齢に反比例して時間の長さが感じられるものだといいますが、ほんと年々駆け抜けていくように思います。

様々な出会いがあり、別れがあり、変わらずそばにいてくれる人、新たに加わってくださった人がいました。

辛い別れに心が引き裂かれるような思いをした方もいらっしゃるでしょう。私もそんな日がありました。死別であったり生き別れ、裏切りだったり、新たな出発だったり、やりきれていない自分の不甲斐なさに愕然としたり。でもすべて自分の決断の結果の今、生きている自分は誰か多くの方々に守られているということに感謝しかありません。
誰の助けがないように感じるときも人は一人では存在できません。

「平成の30年が戦争のない時代だったことに安堵しています。」そんな陛下のお言葉がありました。様々な災害があり亡くなられた方たちや理不尽に生きることを奪われた子供たちのことを考えると安堵だけではなかったとは思いますが、生きていることに感謝です。

生きるためには様々な命を奪うしかないのが人間です。罪を犯さなければ生きられないのが人間の性です。だからこそいい生き方をしなければならないのだと、幼い日教えてくれた人がいました。

与えられた場所で、許された場所で生き続けるのだと思います。ひとつひとつ丁寧に、根を張り、小さくとも美しい花を咲かせられたらと思います。

今年の出会いに感謝、別れに感謝。

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