80パーセントの信頼と20パーセントの事情と許し

ノートルダム女学院の渡辺和子先生は「98パーセントの信頼と2パーセントの許し」という風におっしゃっていましたが、私は人間関係において、80パーセントの信頼と20パーセントの許しという風に考えた方がいいのではないかと思います。
その20パーセントのなかには相手の方が抱えるのっぴきならない事情や間違いを加味したほうが良いと思うのです。

とかく自分にとって大切な恋人や友人のちょっとした自分の意に沿わないこと、ちょっとした裏切りめいたことを知ってしまうと、ひどく落胆して「裏切られた!」と思ったり、信頼が強かった分、怒りが湧いてくることがあります。まるで80パーセント変わらず注がれている愛情があたかも意味がないようにまで、思い詰めてしまうことがあります。
愛する人に対して、時に、私たちはとても厳しいものです。

自分自身を内省してみた時、100パーセントのことってあるのでしょうか。
100パーセントと思っていても、たとえば、愛する我が子に対してでさえ、ある時「子供さえいなければ、、、」一瞬そんな思いが頭をかすめることだってあったりします。(その自覚が必要です。)
その時々にいかんともし難い事情を優先したり、判断を間違えてしまうことはあるのです。
80パーセントは絶えず愛する人を守りたいと奮闘してくれている大切な人を否定するのはどうなんでしょうね。
また、我が子への不適切な思いが自分のなかにもあることと、向き合うことができてこそ、バランスのとれた愛情なのではないでしょうか。

ぼやけててすみません。20パーセントの許しを。
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