置かれた場所で咲くということ

「おかれた場所で咲きなさい」渡辺和子さんの著書です。

聞かれたことがある方も多いのではないかと思います。

私はガーデニングが趣味なのですが、植物に学ぶことも多くあります。

宿根草は地上部は冬にはなくなってしまいます。でも春になると株が充実してきれいな花を咲かせてくれます。ときには忘れていたころに再び芽をだすものもあります。花が咲かない咲けないときには、地下に深く根をはり花咲く日のために力を蓄えて来たのだなと思います。

置かれている場所はあなたの居場所だから、そこで頑張っていればいつか花咲く日がくる、これも正しいとは思います。

しかし、ブラック企業で命を削って頑張れということではなく、いじめを受け続けても学校に行きなさいということでもなく、モラハラなパートナーでもあなたが変われば上手くいくなんてことではありません。
暑さに弱い植物は暖地では夏越しできません。寒さに弱い植物は寒地では枯れてしまいます。

自分の置かれた状況を正しく把握すること、手助けが必要ならSOSを発すること、そのことがまず大切だと思います。

先日、野の花が咲いている場所を歩いていたら、小さな花たちが寄り添ってくれてるような感覚を覚えました。

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